大阪ガス(株)エネルギー研究所が実施した実験で、「人は暖炉の火によりコミュニケーション促進効果がある」ことが確認されたという報告です。
実験結果として…
●雰囲気がよくなり「リラックスする」、「癒される」、「親しくなれる」と感じる
●「会話の相手が自分に似ている」と感じる
●2人の距離が縮まる
●会話中に暖炉を見る回数が多い
●会話中に「会話が途切れる時間」が減る
この研究結果や従来の研究検知から、羽生助救助は、「暖炉があると部屋の雰囲気がよくなって会話が促進されるため、相手と近づこうとするとともに、相手の発言に対してうなずく回数が増え、会話が途切れなくなる。そのようにコミュニケーションが密になった結果、相手により親近感を感じるようになると考えられる。また、川のせせらぎ、雲や波の動きは、注意を引きつつも無意識で見ていられるため、癒しの効果(集中力の回復など)があることが知られており、『暖炉の火』にも同様の効果があると考えられる。」という結論を導き出したとあります。
家の中から「火」の存在が消えつつある現代。心豊かな暮らしを実現していくためのヒントが、この実験結果にありそうです。