ここに来て、灯油の価格が上昇しています。下記が灯油価格の推移です。
昨年の7月に山口県の灯油店頭販売価格が1,182円だったものが、今年12月の時点で1,513円。1年強で約1.3倍の上昇率です。
ご存知のように、我が国で消費されている原油は99%が輸入。そのうち80%を超える原油が中東から輸入されています。そのため、原油価格は中東地域での紛争による情勢不安や世界経済の動向による為替変動などが原因で、敏感に変動・乱高下する特徴を持っています。グローバル経済の中で変動し続ける原油。原油に依存するエネルギー消費生活は、この価格に翻弄される生活を余儀なくされると言っても過言ではありません。
それに引き換え地元の地産エネルギーの木質ペレット燃料。こちらは変動することはありません。林業士が地元の山から木を切り出し、それをエネルギーとして地域で流通させる。これはローカルな循環なので、世界経済がどのように変化しうとも影響を受けることがないからです。この安定価格は地産エネルギーの大きな魅力なのです。
著書「エネルギーはそこにある。」には、石油1リットル80円とペレット燃料1キログラム58円で釣り合うとあります。
今年12月4日現在の灯油店頭販売価格が84円/リットル。それに対し、山口県のペレット燃料の店頭販売価格52円/キログラム。現段階では経済比較でもペレット燃料の方が経済的ということが言えそうです。
灯油に比べて、運搬も安全でイヤな匂いもしないペレット燃料。また、灯油を買うとお金は海外に流出しますが、地元のエネルギーを使えば地元でお金が回り出します。これら多くの魅力を持つペレット燃料。あなたも地産エネルギー「ペレット燃料」を活用してみませんか?